食事によるダイエット
  1. HOME
  2. 食事によるダイエット
  3. コラム
  4. 逸ノ城が語った大相撲夏場所への決意「横綱や大関に負けない!」

人気ダイエットコラム

スポンサードリンク

逸ノ城が語った大相撲夏場所への決意「横綱や大関に負けない!」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 後で読む

逸ノ城が語った大相撲夏場所への決意「横綱や大関に負けない!」

この記事の全ての写真はこちら

復活の雄叫びを上げたのは、怪物と恐れられたモンゴルの若武者。3年ぶりに関脇に復帰した幕内最重量力士の知られざる苦闘と魂の叫び!【取材/文武田葉月(ノンフィクションライター)】

4月1日、恒例の伊勢神宮奉納大相撲からスタートした春巡業は、関西、東海地方を経て、下旬には関東近郊へ。延べ1か月間にわたる強行軍となった。8時過ぎから行われる関取衆の稽古には、夏場所で久しぶりに関脇に復帰する逸ノ城が、早い時間から参加していた。200キロを超える巨体を生かした寄りは、相手を圧倒。また、ぶつかり稽古では、積極的に胸を出すなど精力的な動きを見せた。

2014年、入門から所要5場所で新入幕を果たした逸ノ城は、その場所で1横綱・2大関を撃破。13勝2敗の成績で、殊勲賞と敢闘賞を受賞し、一躍、時の人に。同じくスピード出世した遠藤とともに、相撲ブームの火付け役となった。

だが、その後、ケガなどの影響で、怪物と称された力強い相撲は影を潜めることに。2016年は90戦中34勝と、成績は低迷した。

復調の兆しは、昨年の秋場所。8勝7敗と勝ち越すと、九州場所、初場所と連続2ケタ勝利を挙げて、2年半ぶりの三役・小結に昇進。春場所も9勝と好成績を残し、夏場所で関脇の地位へと復活する。

未来の横綱と期待されながら、足踏みせざるをえなかった理由は何か?ついに復活した逸ノ城に、直撃インタビューを試みた。

■肉体改造して関脇復帰!

逸ノ城が語った大相撲夏場所への決意「横綱や大関に負けない!」

――夏場所の関脇復帰、おめでとうございます。巡業中も積極的に稽古をしている姿が印象的ですが、体重は今、何キロあるんですか?

逸ノ城(以下=逸)今は220キロですね。でも、この体重に落ち着くまでに、いろいろなことがあったんですよ。というのも、新入幕から1年くらいたった頃から、周囲の人たちに「太り過ぎじゃないか」と言われて。その頃は210キロくらいでしたけれど、ダイエットを始めたんです。自分でも体が重いと感じていましたからね。米などの炭水化物を食べないで、野菜中心の生活を送ったら、187キロまで体重が減りました。確かに体は軽くなったんですが、疲れが取れづらいし、力が入らないという悪い影響が出てきてしまったんです。

――そういう面が相撲に響いたということですか?

逸そうです。自分の形になっているのに、攻められない、勝てない。そんなときに椎間板ヘルニアになってしまい、休場。「逸ノ城は何をやっているんだ!」という声も聞こえていましたし、あの頃は本当につらかったですね。ヘルニアが癒えてからは、トレーニングジムに通い始めて、ゴムチューブで体幹を鍛えたり、下半身の強化にも取り組み始めました。

――肉体改造ですね。

逸ヘルニアから1年がたった昨年秋場所は、前頭6枚目で8勝と勝ち越したんですが、そのとき、思ったんです。「このままダイエットを続けていては、上には行けない」……と。それで一切、口にしなかった炭水化物を2日に1回は摂るようにして、野菜、肉を多めに取るようにしたんです。すると、体重も少しずつ増えていきましたが、前と違ってトレーニングのおかげで筋肉もついてきたので、スムーズな動きができるようになった。体重の増加で相撲に重みが出てきて、“勝ち”に結びつけられるようになったんです。それが、このところの好調さにつながっているんだと思います。

逸ノ城が語った大相撲夏場所への決意「横綱や大関に負けない!」

■モンゴル人力士で初となる遊牧民の出身

逸ノ城駿。モンゴル・アルハンガイ県出身の25歳。遊牧民としてゲル(移動式住居)に住んでいた彼は、幼い頃から家畜の世話や水汲みなどの仕事をして、一家を支えていた。ブフ(モンゴル相撲)や乗馬で体を鍛えていた中学時代は、ブフの県大会で優勝。17歳のときに鳥取城北高相撲部の石浦外喜義氏に見い出され、同校に相撲留学。5つのタイトルを獲得し、卒業後は同校の相撲部コーチを務めながら、鳥取県体育協会の職員として社会人生活を経験した。13年、実業団横綱に輝いたことをキッカケに、14年初場所、幕下付け出しで湊部屋から初土俵を踏んだ。

――モンゴル人力士としては、初となる遊牧民の出身ですね。

逸横綱・白鵬関をはじめ、だいたいの力士が首都のウランバートル出身ですからね。僕が育ったアルハンガイ県は、ウランバートルから西のほうに450キロ離れていて、大草原の真ん中で暮らしていました。400頭以上いる家畜の世話と水汲みをするのが、僕の仕事です。一つの場所にいると、家畜の食べる草がなくなってしまうから、遊牧民は春、夏、秋、冬と1年に4回、場所を変えながら生活するんですよ。そういう生活を送ったことで、足腰が鍛えられたんでしょうね。

――ゲルの中に電化製品などはあるんでしょうか?

逸電気はソーラーパネルで作ってるんですよ。もちろん、テレビもあって、日本の大相撲は毎場所、見ることができます。子どもの頃に憧れていたのが、当時、ものすごく強かった朝青龍関。かっこよかったなぁ(笑)。その後、白鵬関が強い時代になってきたんですけど、まさか自分が大相撲の道に進むなんて、思ってもいませんでした。体は大きいほうだったので、ブフの県大会で優勝したことはあるんですけど、素質があるとか、強いとか、そういうレベルじゃなかった。運命が変わったのは、17歳で出た相撲大会。ウランバートルであった相撲留学生を選抜する大会で優勝して、鳥取城北高への留学が決まったんです。

――大草原から、いきなり日本へ。戸惑いはなかったですか?

逸もう、それはビックリすることの連続です。日本には高いビルがたくさんあるし、夜はいつまでも明るいし、コンビニとかのお店も開いている。今の照ノ富士関、水戸龍関(十両)と一緒に日本に来たので、モンゴル人の留学生仲間はいたんですが、日本語が全然、分からない。モンゴル人同士で話していると日本語を覚えられないからという理由で、しばらくすると「モンゴル語禁止令」が出たほどでした(笑)。

■納豆を食べないと強くなれないと言われて

――食事は、どうでした?

逸自分は“食いしん坊”のほうですから、意外に大丈夫でしたよ。ゴハンをたくさん食べるために、寮の食事では納豆が欠かせないんですが、「エッ、これ、何?」って、さすがに最初は戸惑いましたね。でも、相撲部の先生から、「納豆を食べないと強くなれないんだぞ」と聞かされて、毎日食べているうちに、いつの間にか好きになっていましたね。でも、カレーだけは昔から食べられないんですよ。あのスパイシーな香りが、どうも苦手で……。

■高校相撲の名門から本格的にスタート

――意外です。高校相撲の名門で、本格的に相撲をスタートさせました。

逸ハイ、鳥取城北高相撲部は全国レベルで強い高校だとは知らなかったんですが、部員たちが厳しい稽古をしているのを見て、「大丈夫かなぁ」と不安になりましたよ。城北高には女子相撲部もあって、一緒に稽古することもあるんですが、最初は女子相撲の無差別級のチャンピオンで、2つ先輩の上田幸佳さんに歯が立たないくらいでした。右膝をケガしたこともあって、最初の1年は相撲を取ることよりも、四股など、相撲の基礎をじっくり教わっていました。

――それでも2年生からレギュラーの座を獲得。タイトルも5つと大活躍です。

逸強い先輩たちがいたので、自分も自然に力がついていったんだと思います。目指していたのは“高校横綱”。一緒に来日した照ノ富士関は一足早く大相撲の世界に進んで、活躍している。高校横綱のタイトルを獲って、プロの力士になりたいと思っていた。ですけど、大相撲界には「外国人枠」があって、各部屋に1人(部屋合併などの事情は除く)だけと決まっていて、僕が高校を卒業するとき、外国人枠に空きがなかったんです。なんのために日本に来たんだろう?と愕然としましたね。そこで、鳥取県体育協会で社会人選手として相撲を続けて、実業団横綱を目指そうと考えたんです。勤務先には、相撲以外のスポーツ経験者がいたこともあって、体の使い方とかメンテナンスなど、いろいろなことを教えてもらうこともできて、今振り返れば、「貴重な時間だったなぁ」と思ってます。

――なるほど。社会人での経験は、今に役立っているというわけですね。

逸そう思います。実業団横綱を獲ったその年の秋には、幕下15枚目格付け出し資格を取って、湊部屋に入れることになって……。やっと念願だった力士になることができたんです。そのときの感激は、今も忘れられません。

■新入幕で稀勢の里や鶴竜を撃破

14年初場所、初土俵を踏んだ逸ノ城は、初場所、春場所で連続6勝を挙げ、夏場所は新十両。秋場所では所要5場所で新入幕を果たした。その新入幕の場所、11日目に大関・稀勢の里、12日目に大関・豪栄道、13日目には横綱・鶴竜を撃破。さらに横綱・白鵬と優勝争いをすると、“逸ノ城”の名前は一気に全国区になっていった。

――同じ時期に力をつけてきた遠藤関とともに、相撲ブームが起こりました。

逸遠藤関の人気にはかないませんよ(笑)。遠藤関は相撲がうまくて、自分は苦手なタイプなんです。うまく潜られると、自分は慌ててしまって、相撲が雑になってしまっていた部分があるんですが、ダイエットを止めて、筋肉をつけた今の体重に落ち着いてから、どっしりとした自分の相撲を取れるようになりました。慌てることも少なくなってきたと思います。

■トレーニングジムやビリヤード、スーパー銭湯で息抜き

――人気者の逸ノ城関は、なかなか息抜きする時間もないのでは?

逸そんなことないですよ(笑)。埼玉の部屋にいるときは、トレーニングジムに週3〜4回通ったり、近くにある「ラウンドワン」でビリヤードやレースのゲームをして息抜きしています。あとは、スーパー銭湯。体がデカいから、大きなお風呂に入ってリラックスしています。でも、一番リラックスできるのは、料理をしているときかな?自分は子どもの頃から、家族に料理を作っていたので、得意なんですよ。本場所に向かう前には、ちゃんこ場でラム肉の料理を自分で作ってます。ハイ、“勝負メシ”ですね(笑)。

■2ケタ勝って大関へ

――最後に、久しぶりの関脇で迎える夏場所の目標を聞かせてください。

逸力士になって5年。良いときも悪いときも、親身になってくれたのは、部屋の親方、おかみさんです。お二人に支えてもらえたから、今があると思っています。ですから、夏場所は2ケタ(10勝)勝って、大関への足掛かりにしたいですね。もちろん、それには大関、横綱に勝たなければなりません。今は、「向かっていくしかない」。こんなふうに、前向きな気持ちになれたのは久しぶりです。

受け答えは控えめながら「今年中に、大関昇進を狙う。それが恩返しだと思う」と答えてくれた逸ノ城。夏場所、“モンスター”の大暴れに期待したい!

逸ノ城駿(いちのじょうたかし)本名=アルタンホヤグ・イチンノロブ。1993年4月7日、モンゴル・アルハンガイ県出身。遊牧民の家庭に生まれ、ゲルで移動生活を送る。幼少時よりブフ(モンゴル相撲)に親しみ、14歳のときに県大会で優勝。10年に鳥取城北高校に相撲留学し、5つのタイトルを獲得した。卒業後、同校の相撲部のコーチを務めるかたわら、鳥取県体育協会の職員に。13年に実業団横綱になり、湊部屋に入門した。14年初場所で初土俵を踏むと、所要5場所で新入幕。史上2位タイのスピード出世だった。しかも、その秋場所で13勝を挙げ、殊勲賞と敢闘賞を受賞。翌九州場所では昭和以降初となる所要6場所での三役昇進(新関脇)を果たした。今年春場所で16場所ぶりに三役(小結)昇進。得意は右四つ、寄り。湊部屋所属。193センチ、220キロは幕内最重量。

スポンサードリンク

2018/05/13 07:30

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 後で読む

「逸ノ城が語った大相撲夏場所への決意「横綱や大関に負けない!」」に関するコラム

「逸ノ城が語った大相撲夏場所への決意「横綱や大関に負けない!」」に関する評判

CocaCoya

@CocaCoya

RT @asahi_photo: t.asahi.com/pjpv 大相撲の関脇 #栃ノ心 が #大関 昇進を決定的にしました。(や) pic.twitter.com/ojmaNJUVsK
市民タイムスグループ【株式会社 二光印刷】

@市民タイムスグループ【株式会社 二光印刷】

...両国国技館)14日目の26日、上松町出身で東小結の御嶽海(出羽海部屋)は、西前頭4枚目の正代(時津風部屋)にすくい投げで敗れ、8勝6敗となった。  右上手を取り、体...追い詰めたが逆転を許した。投げられて土俵から落ち、取組後は足をかばう姿が見られた。  千秋楽は、西関脇の逸ノ城(湊部屋)と対戦する。逸ノ城との過去の対戦成績は2勝3敗で、先場所は押し...
相撲速報まとめ

@相撲速報まとめ

大相撲夏場所14日目は26日、両国国技館で行われ、横綱鶴竜が関脇栃ノ心との1敗同士の対決をすくい投げで制し、単独トップに立った。場所後の大関昇進が ...
相撲速報まとめ

@相撲速報まとめ

大相撲夏場所14日目は26日、両国国技館で行われ、横綱鶴竜が関脇栃ノ心との1敗同士の対決をすくい投げで制し、単独トップに立った。場所後の大関昇進が ...
相撲速報まとめ

@相撲速報まとめ

大相撲夏場所14日目は26日、横綱・鶴竜が関脇・栃ノ心との1敗対決を制し、自身初の連覇に王手をかけた。横綱・白鵬は関脇・逸ノ城の上手投げに屈して3敗 ...
相撲速報まとめ

@相撲速報まとめ

大相撲夏場所14日目は26日、横綱・鶴竜が関脇・栃ノ心との1敗対決を制し、自身初の連覇に王手をかけた。横綱・白鵬は関脇・逸ノ城の上手投げに屈して3敗 ...
相撲速報まとめ

@相撲速報まとめ

大相撲夏場所14日目。関脇・栃ノ心と横綱・鶴竜の一番です。優勝へ1敗を守るのはどちらでしょうか。 すくい投げで鶴竜が勝ち、白鵬が敗れたため、千秋楽で鶴 ...
相撲速報まとめ

@相撲速報まとめ

大相撲夏場所14日目。関脇・栃ノ心と横綱・鶴竜の一番です。優勝へ1敗を守るのはどちらでしょうか。 すくい投げで鶴竜が勝ち、白鵬が敗れたため、千秋楽で鶴 ...
syoushinkibou

@syoushinkibou

阿武松部長(元関脇益荒雄)が「大きな一番を上積みした。(大関に)なるような相撲だった」と話した。
相撲速報まとめ

@相撲速報まとめ

日本相撲協会で昇進問題を預かる審判部の阿武松部長(元関脇益荒雄)は大相撲夏場所14日目の26日、大関昇進を確実としている関脇栃ノ心が横綱鶴竜に ...

お腹・小顔ダイエット研究所 でとらぼ

お腹・小顔ダイエット研究所で肥満解消してダイエットの悩み解消 当サイト、お腹・小顔ダイエット研究所「でとらぼ」は酵素ダイエット、太ももダイエット、炭水化物ダイエット、骨盤ダイエットなど、食事レシピやサプリから運動に至るまで様々なダイエットに関する情報を口コミやニュース、動画、芸能人などのブログや日記から取得してダイエット速報としてお届けしております。

ダイエット情報の新着コラム