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海外の痩せ薬でダイエット。「命の危険を感じた」女子大生の後悔

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海外の痩せ薬でダイエット。「命の危険を感じた」女子大生の後悔 ダイエットは「目標」があるとモチベーションが上がりますよね。ですが、目標に向けて一生懸命になるあまり、危険な目に遭ってしまったという女性がいます。

大学3年生の時に、当時習っていたダンスの衣装をセクシーに着こなしたいとの思いからダイエットに挑んだという高藤桃さん(仮名・36歳)。取り入れたダイエット法は当時流行していた「マイクロダイエット」で、1日3食のうち2食を代替食品のドリンクに置き換えたそう。

◆流行りの置き換えダイエット、2ヶ月で6キロ減
「体型的には標準だったのですが、露出度の高い衣装だったので、半年後の発表会で素敵に着たいと思いダイエットを決意しました。マイクロダイエットと並行して、ダンスの練習中も水分を摂るだけで1日6時間とか踊り狂っていたら、みるみる体重が落ちていきました」

ストイックなダイエットライフは功を奏し、桃さんのベスト体重から2か月で6キロ減。ダンスで筋肉はついていたため、周囲からも「引き締まったね」と言われるプロポーションに。ただ、大学生の桃さんにとって1日2食分のダイエットドリンク代はかなりの負担。経済的に厳しいときは海外のシェイクやプロテインバーなどを個人輸入して、1日2食のダイエット食生活を継続していたといいます。

「結果的に、3ヶ月で7キロのダイエットに成功しました。そろそろいいかな?と衣装を着てみたところ、十分痩せているはずなのに、腕や背中にまだお肉がついているのがどうしても許せなくて……。もっと痩せなきゃと、ダイエットを続行しました」

減量幅が停滞していたこともあり、もっと効果的なダイエット食はないかと海外サイトでネットサーフィンをしていたところ、「ゼナドリン」という痩せ薬を発見。

口コミを覗いてみるとたくさんの女性が驚きの効果を報告しており、「みんなすごい痩せている。私もゼナドリンを飲むべきだ!」といてもたってもいられなくなり、桃さんはゼナドリンを個人輸入して飲み始めたのでした。

「『日本版のゼナドリンは効かない。飲むならアメリカ版しかない』という口コミが多かったので、アメリカ版を数個まとめ買いしました。送料を入れても、日本版の半額以下でウキウキしましたね」

◆個人輸入した痩せ薬で、命の危険を感じる事態に……
ゼナドリン(アメリカ版)を飲みはじめると、それまで停滞していたのが嘘のようにぐんぐん体重が落ちていったという桃さん。さらに、食欲はまったく湧かなくなり、汗は大量にかくようになって、感動すら覚えるほどラクに目標体重に到達できたそうです。

「発表会の1か月ほど前だったので、あとはこのまま維持すればいいと思いました。でもその矢先、練習中みんなの前で話をしようとしたら、突然口の中がカラカラに乾いて声を発せなくなってしまったんです。このまま呼吸が止まるのではと、頭が真っ白に。

異変に気づいた仲間が水分を持ってきてくれて、なんとか声が出るようになったのですが、みんな私がゼナドリンを飲んでいることを知っていたので、『絶対薬のせい。やめた方がいい』と忠告されました」

帰宅後、改めて口コミを読み返してみると、「気持ち悪くなってやめた」「口が乾いてしゃべれなくなった」など、副作用のような症状を訴える声が多く書き込まれていたのだとか。

「最初見たときは、痩せたい一心でマイナスコメントが目に留まっていなかったみたいです」と、桃さん。

詳しく調べていったところ、ゼナドリンに含まれる成分が、覚せい剤に構造の似た危険なものであることも判明。さらに、中国製の類似痩せ薬で数名の死亡者が出ているというニュース記事も目にして、「一歩間違えば命を落としていたかも……」と恐怖に襲われ、即残りのゼナドリンを捨てました。

「薬を辞めたらすぐに食欲が戻って、改めて薬の怖さを実感しました。その後体重は少し戻りましたが、発表会はなんとか衣装を着こなせて無事終了。男性からファンレターももらうほどだったのですが、発表会が終わった安堵感もあってか、その後みるみるリバウンドして、2ヶ月足らずで15キロも増えてしまいました(笑)」

発表会のころとは別人のような姿に、ファンレターをくれた男性には通りすがり「地に落ちた」と言われたものの、健康的な生活が送れる幸せを実感したという桃さん。少しふくよかになった桃さんに好意を寄せてくれる男性も現れ、それからは無理なダイエットをせずに過ごしているそうです。

※桃さんが飲んでいたアメリカ版ゼナドリンなどエフェドラを含有するダイエットサプリは、その後2004年にアメリカでも販売中止になっており現在は購入できません。「ゼナドリンエクストリーム」「ゼナドリンコア」および現在購入可能なサプリメントとはまったくの別物です。

―シリーズダイエット“悲喜こもごも”体験談vol.12―

<文/千葉こころイラスト/ただりえこ> 海外の痩せ薬でダイエット。「命の危険を感じた」女子大生の後悔 外部サイト 流行りのダイエットサプリでオナラが止まらない…合コン中に悲惨な事件が 毎日“白い粉”を持ち歩き…5キロやせたら医師に激怒された理由 パンツ丸見えで気絶。大恥の女子高生に、一発逆転のハッピー事件 「ダイエット」をもっと詳しく

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2018/09/20 15:44

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