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子どものジュース、果汁100%ジュースなら平気?

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子どものジュース、果汁100%ジュースなら平気? (全2枚)

ジュースはあまり体によくないと分かっていても、子どもにせがまれて、困ってしまう・・・というママも多いのではないでしょうか?

大人でも、喉が渇いたときの水分補給や、食事中の飲み物として、水やお茶のかわりに、甘いジュースや炭酸飲料、スポーツドリンクなどを飲んでいる人をたびたび見かけますよね。


糖類を多く含む飲料は、虫歯、肥満や糖尿病などの生活習慣病のリスクになるとされています。
そのため、世界保健機関(WHO)は、加糖飲料など糖類を多く含む飲料に課税し、商品価格を引き上げて消費量を減らすようにと加盟国・地域に要請しています。

また、WHOは糖類に関するガイドラインで、糖尿病・肥満・虫歯などの予防のため、大人も子どもも1日当たり遊離糖類をエネルギー総摂取量の10%未満に減らすように強く推奨しています。

さらに、できれば5%未満を目指すと良いとしています。(※1)
「遊離糖類(freesugars)」とは、食品加工や調理で加えられる単糖類・二糖類のことで、蜂蜜・シロップ・果汁・濃縮果汁なども含みます。
言い換えると、市販のお菓子やジュース・加工食品に入っていたり、私たちが料理する時に加える「甘み」のことです。
ただし、果物や野菜・牛乳などに自然に含まれる糖類は、これに含みません。
また、お米やパン・イモ類に含まれるでんぷんも「多糖類」なので、これに含みません。

「摂取エネルギーの10%未満の遊離糖類」とは、おおまかに、学童期〜大人で50gくらい。
幼児さん〜小学校低学年は30gくらいです。

しかし、一般的な炭酸飲料の中には250mlで40gに達するものあります。
スポーツ飲料も、500mlのペットボトル1本で20〜30gほど含まれています。
炭酸飲料1本で、すでにWHOの推奨する遊離糖類を超えてしまうのです。
ジュースだけでなく、お菓子やお料理などに含まれる遊離糖類も摂っているので、摂り過ぎになっていることがわかります。

・合わせて読みたい→
嫌いな食べ物ができてしまう理由、嫌いな食べ物をなくす方法(https://cocokara-next.com/fitness/eliminate-the-food-one-dislikes-st/)

また、日本の女子大学生を対象とした研究(※2)では、ソフトドリンクの摂取量が多い人ほど、食事のバランスが悪かったという報告もあります。

具体的には、ソフトドリンクをたくさん飲んでいる人ほど、油脂とお菓子類をたくさん食べていて、健康に良いとされる魚・果物・牛乳・乳製品・野菜・大豆はあまり食べていなかったということです。

そして、栄養素でみると、たんぱく質やカルシウム・食物繊維という健康のために大切な栄養素の摂取が少なかったということになります。
考えてみれば、甘い飲み物と相性の良い食べ物といえば、ファーストフードやお菓子になりますよね。

甘い飲み物をよく飲むからそういった食事を好むのか、ファーストフードやお菓子をよく食べるからそれに合う甘味飲み物をチョイスしているのか、どちらが先からは分かりませんが、甘い飲み物と食生活の乱れは互いに関係しているということになります。

つまり、その飲み物に含まれている糖分そのものによる害だけでなく、お茶や水の代わりに甘い飲料を飲む人では食事のバランスが乱れがちになるというリスクもあるのです。

ジュースは飲まなければそれに越したことはないので、飲み物はできるだけお茶やお水(牛乳も飲み過ぎなければ可)にしたほうが良いです。

ジュースをどうしても欲しがった時には、あくまで「嗜好品」・「楽しみ」として、量を決めましょう。
この場合、「飲み物」ではなく、お菓子などと同等に、おやつとして扱います。
おやつの量は、1〜2歳で100〜150kcal、3〜5歳で150〜200kcal程度とされています。(※3)
果汁100%でないリンゴジュース(Qooアップル)が、100mlで48キロカロリー(日本コカ・コーラ製品情報)なので、他のおやつとの組み合わせて、カロリーの摂り過ぎにならないようにしてください。

ジュースを飲む習慣は、子どもの頃に作られることが多いといわれています。
「欲しがるから、我慢できないから」という軽い気持ちで制限なくあげてしまうことは、子どもにとって良くないこととなるため、親がきちんと管理をしてあげたいものです。
子どもはあると欲しがるものなので、家に買い置きしないようにし、いつでも飲める環境を作らないことも大切だと思います。

そして、果汁100%のジュースに関しても、注意が必要です。
果物と一緒と思っている人がいるかもしれませんが、実は違います。
果物そのものを食べる場合は、健康に有益とされる食物繊維などの栄養素が含まれ、満腹感もありますが、ジュースに食物繊維は含まれず、満腹感が少ないです。

また、幼児さんが飲み過ぎると食事量が減ったり、下痢の原因になる場合もあります。
そして、(果汁100%以外の)ジュースを飲む習慣を作るきっかけに可能性もあります。
果汁100%ジュースは、果物よりも加糖飲料に近いものと考えたほうが良いでしょう。

米国小児科学会でも、100%ジュースは虫歯や肥満の原因になるうるとし、1歳未満の子には推奨しないとしています。
そして、果汁100%ジュース摂取量の上限は、1〜3歳で1日4オンス(118ml)、4〜6歳歳で1日4〜6オンス(118ml〜177ml)、7−18歳で1日8オンス(236ml)とされています。(※4)

だいたいの目安にしてください。

【参考文献】
※1http://www.japan-who.or.jp/event/2015/AUTO_UPDATE/1503-2.html
※2:YamadaM,etal.Softdrinkintakeisassociatedwithdietqualityevenamongyoungjapanesewomenwithlowsoftdrinkintake.JAmDietAssoc2008;108:1997-2004
栄養データはこう読む!佐々木敏女子栄養大学出版部
※3:子どもの心と体の成長・発達に良い食事?幼児期
※4:http://www.aappublications.org/news/2017/05/22/PPJuice052217

子どものジュース、果汁100%ジュースなら平気?

[記事提供:子どもの食育Labo(http://kids-shokuikulabo.com/)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

れいここうの

子どものジュース、果汁100%ジュースなら平気?

医師・料理家として、食の観点から、予防医学を家庭に広げたいと思い、活動しています。正しい食の知識を身に付けるのには、子供たちへの教育が大切だと感じ、2015年キッズ食育トレーナーの資格を取得しました。ブログでは、簡単・時短でも、栄養バランス満点で美味しい、一汁三菜を作らなくても健康的な食生活を実現出来る「一品で栄養バランスの取れるレシピ」を提案。食による健康、子どもへの食育に関するレシピ開発、コラム執筆、出版などのお仕事を承っています。
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2019/05/09 02:00

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お腹・小顔ダイエット研究所 でとらぼ

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